モノカリを利用するのはやめとけ！

結論から言うと、「モノカリ」という会社を利用するのは100%オススメしません。利用しようと思っている方は今すぐ考えを改めた方が良いです。
この会社は商品を借りるにしても全て「モノカリ」都合で、「モノカリ」が決めた基準・判断に納得できず逆らえば商品は一向に手元に届くことなく、レンタル料金をドブに捨てることになります。

※個人的な動機について書いてありますので、興味のない方は次項からお読みください。
レンタルしようと思っていた商品（詳しい商品名は伏せます）を短期間で良いから借りて、私用でやっておきたいことがあり、7日間のレンタルを申し込みました。
「なるべく早く使いたい！」という焦りから、細かい利用規約や「モノカリ」がルールなどをあまり熟読せずに安易に申し込んでしまい私自身にも非があると思っています。ただ、申し込みの時はこんな◯な会社だと思いもしませんでした。

「モノカリ」はレンタル前に「身分証明書」を複数提出するよう義務付けています。具体的に言うと、「レンタル開始前日の17時まで」に「運転免許証」や「学生証」などの身分証明書に加えて、「健康保険証」を撮影した画像をメールで送らなければレンタルの商品を借りることができません。ここに「落とし穴」がありました。
「モノカリ」では「当日配送」というサービスがあり、送り先が関東であれば「18〜21時」に配達してくれるとのことですが、「レンタル申込日とレンタル開始日が同じ日」だった場合は身分証明書の提出期限の関係で「当日配送」のサービスが利用できないという罠があります。私はてっきりレンタルの申し込み当日に商品を受け取れると思い追加料金を払いましたが、「モノカリ」はこの矛盾点を解決せず放置しています。この時点で悪質と見抜けず悔やまれるポイントの1つでもありました。

「高額商品レンタル」の対象になっている場合、前項で述べたように2種類の身分証明書を提示するよう求められます。一般的に身分証明書の提示といえば公的に認められたものを1つ提示するだけで問題ないケースがほとんどですが、この「モノカリ」は利用者（お客）に対する信用がないのか1つだけではレンタルできない仕組みになっています。特に「健康保険証」に関しては提示が必須として記載されており、この点においても「なぜそこまで身分証明書に拘るのか」という疑問が湧きます。

レンタルに必要なものは身分証明書だけではありません。「緊急連絡先電話番号」も求められました。ここまで来るとまるで賃貸物件を借りるかのような徹底ぶりです。「緊急連絡先電話番号」にはもちろんレンタル開始前に連絡が行き、利用者がレンタルサービスを利用することに対する確認と緊急時にはその電話番号に連絡が行くという内容も予告されます。

「緊急連絡先電話番号」だけで終わらず、私の場合「勤務先証明書」も必要だと言われました。名刺や社員証の画像まで必要だとは…。

この「モノカリ」はレンタル料金の決済に使ったクレジットカードに対して「1〜3万円」の引き落としを追加で複数回行っています。
そして、レンタル開始前の最後の極めつけは「デポジット（預り金）」です。レンタル料金の数倍の金額を用意しろと利用者に突きつけてきます。最初に支払ったレンタル料金と合わせるとレンタル商品が新品で買える金額です。これには呆れてしまいました。

「モノカリ」ではレンタル開始日当日のキャンセルは返金対応がなされず、全額没収となる恐ろしい規約が存在します。レンタル申込日と開始日を同日にしてしまった私としてもレンタル料金が無駄にならないよう「モノカリ」の要求には応えられる範囲で応えてきました。しかし、あまりにも理不尽なことが多すぎて嫌気が差してきました。
私は結局レンタルすることを諦めることにしました。今回申し込み時に支払ったレンタル料金は決して安い金額ではなく、そのお金が丸々パァになるのはどうしても避けたかったのですが、真摯に対応してもなおあり得ないような要求を次々にされて、これ以上痛い目に遭うのは嫌だったので、静かに身を引きました。
正直今でも悔しいです。でも、レンタル料金より何倍も高いデポジットが商品返却後に全額返金される保証もなく、むしろレンタルを諦めた時は既に「モノカリ」とのメールのやり取りでレンタル期間の半分以上が経過した状態だったので、商品を受け取ってすぐ返却しても「レンタル終了日までの返却がなされなかった」、あるいは最悪「返却された商品に傷があった」「動作不良があった」云々の難癖をつけてデポジットから相当な金額が引かれて返金、といったシナリオは十分想定できました。

「モノカリ」としては「レンタル申し込み時に利用規約に同意しているから」という理由を盾に「モノカリ」に非はなく、全て正当な対応だと言い張っています。あまりにも利用者を馬鹿にした言動に腹立たしさもありますが、今回のこの件を有耶無耶にしてお蔵入りにさせてはならないと思い、このサイトを立ち上げました。
この会社が社会的に淘汰されて、私以外の被害者を出さないよう強く祈っています。